分かったつもりに注意しよう(2/2)

学び方についての視点をもう一つ提供したいと思います。
ブッダの教えで、「カーラーマ経」というものがあります。 「いろんな人がいろんな教義を説いてくるが、何が本当かわからない」と相談に来た人に対してブッダが答えたことからできた教えです。 1  人から聞いたからとて信じることなかれ 2  語り継がれたこと(伝承)とて信じることなかれ 3  評判だからとて信じることなかれ 4  教本に書かれてあるからとて信じることなかれ 5  論理的な解釈だけで信じることなかれ 6  哲学的な見解に合っているからとて信じることなかれ 7  「常識(表面的に見た様相)」とて信じることなかれ 8  自分の見方に一致するからとて信じることなかれ 9  説者が堪能で信頼に足るとて信じることなかれ 10  わが師なりとて信じることなかれ。 この教えのポイントは「鵜呑みにするな」ということです。「実践をして有益であり、幸せになるもの」を信じて実践しなさいという教えです。知行合一と通じる部分がありますが、他から伝え聞いたから、教本に書かれてあるから、自分の師が言ったからといって 安易に信じ込んでしまわないよう、ブッダは人々に戒めました。 スポーツの世界では、「4スタンス理論」というものがあります。重心の置き方に身体的特徴があり(4つのタイプに分類できる)、その特徴に応じた体の使い方をしないとうまく能力を発揮できないという理論です。いくらプロゴルファーが「こうしたら良い」と教えてくれたとしても、体型や身体的特徴にあっていなければ、その教えでは上達できないということが言われています。 体感したことのない知識は実践して検証することが大事 鵜呑みにせずに自分で本質を捉えることが大事ということです。 どの水準までどの程度まで実践すればその真価がわかるのか? という見極めるポイントは実践の仕方によって変わります。 ノウハウ・手法の背後にある「目に見えない本質」の部分を研究していくと成長は早まるかと思います。
SNSでフォローする