先日、放送作家の安達元一さんのお話を聞く機会があった。
安達元一さんといえば、
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」
「SMAP×SMAP」などを手掛けられた放送作家。
一時期、手掛けた番組の合計視聴率が200%を超えたという凄腕。
そんな元一さんの話の中にマネジメントの奥義が垣間見えた。
お話の中で、数々のアイデア発想法をご教授いただいた。
ここでは書きつくせるものではないが、
常識に捉われない発想を探求し、
日々研鑽を重ねた方ならではの奥の深さに脱帽であったわけですが、
日常の生活に役立つスキルを一つ紹介してみます。
それは、安達さんが「ある番組のネタを真似した」事例です。 『100万円の壷に向かって車を走らせて寸前に止める』 そこで安達さんは、その面白さの要素を取り出して その結果生まれたのが、「天ぷら道場」という企画だそうです。 |
このスキルはビジネスの世界でも非常に重要です。
「他の業界からアイデアを取り入れる」
「他部署や他人の事例から学ぶ」
「自分自身の成功を再現する」
「経験を蓄積して成長するスピードを早める」
全て、このスキルが元になります。
「壷を投げる」ということ自体をマネても発展性はありません。
ものごとを解釈し、汎用的な意味を見出すことで、その可能性は広がります。
自分がよいと感じること、面白いと感じることに出会ったとき、
なぜ自分がそう感じるのか、言葉で表現してみては如何でしょうか?