「わかる」を「できる」に変える 実践経営パートナー

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私の行きつけの床屋さんは
時間のない子育て世代のためにキッズルームを用意されています。
ネイルサロンも併設されているので、
家族全員がそれぞれの楽しみの為に行きたい店となっています。

その店のオーナーにはこの4月から小学生になる娘さんがいます。
娘さんは3月生まれということもあり、
小学校にあがって周りの友達より勉強が遅れないように
去年の4月から公文に通わせていたそうです。

ところがです。
先々月あたりに、もうすぐ小学生になろうという段階にしては、
あまりに問題が簡単なような気がして問い合わせをされたようです。
すると、「えっ」としばし固まる先生。
1学年間違えていたそうです。。。

酷い話です。
『周りの友達と同等以上にできることがあれば、
学校が楽しくなり、明るく過ごすことができ、
友達も増えてどんどん成長が加速していくだろう』
そんなご両親の気持ちを考えると、
いたたまれない気持ちになります。

 多少、意図した準備ができなかったかもしれませんが、
お子さんはそんな事とは関係なく明るく成長していくものだと思います。
しかし、ご両親の残念に思う気持ちは残ります。
「もし、あの時」なんてことを思ってしまうのが人間です。
取り返しのつかない問題ってあるのです

今しかできない、今すべきことを大事にしなければいけない。
その時になって、準備ができていなかったということがないように。
自分を磨いたり、人を育てたり、人との関係を築いたり、
今からすべき事ってなんでしょう?

分かっていても、準備をしようとしても、
思い通りにならないことはあるかもしれないですが、
準備をしていない人にチャンスは掴めません。 

マネジメントをする際に考えるべきことは、
将来に実現したい事業規模に合わせてデザインをすることです。
その組織を率いるためのマネジメント力は先行して身につけるべきものです。

親が子を思う気持ちと同じように、
自分の組織の将来を思い描き、
今から必要な準備をしていきましょう。

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