40年間の営み

先日、地元の滋賀県公共図書館に拙著を寄贈させて頂きました。
県内50か所の図書館に私の本が並ぶことになります。
読んで頂けることを願っております。

その際に、滋賀県の図書館の歴史を調べてみて、
感動したことがあったので共有したいと思います。

数値からご紹介したいと思います。
滋賀県の公共図書館は人口一人当たりの貸出冊数が全国1位(9.1冊)です。
この数字、40年前は0.4冊全国平均の半分程度であったのです。
(図書館の設置数に至っては全国の下から2番目!)

どうやってこれだけの変化を起こしたのでしょうか?

その起点は、この報告書にありそうです。
「図書館振興に関する提言」
http://www.shiga-pref-library.jp/d_outline/images/teigen.pdf
(昭和55年3月滋賀県図書館振興対策委員会)

実際に、私が小学生の時に近所の集会所に
「草の根図書館(正式名称は失念した)」が設立されました。
小さいスペースに100冊程度の蔵書であったでしょうか?
数は置けないし、予算も少ないので、
「定期的に近所の『草の根図書館』の本との入れ替える」
というシステムでした。

図書の入れ替えが待ち遠しかったのを覚えています。
田舎の小学生が歩いて借りれる場所に本がある。
という環境は、地域の将来を考える大人たちの知恵で
実現していたのだと感謝したのでした。

一般的な図書館の取り組みのことは分かりませんが、
今でもイベントや展示会など数多くの企画がなされています。
そこで働く司書の方々は、
本を読む人を増やすことに誇りを持って仕事をしているのだろうと想像します。

 図書館と言えば、
 昨年、佐賀県武雄市とTSUTAYAのコラボ図書館が話題になりました。
http://blog.goo.ne.jp/thinklive/e/3540a1114f7e4a60118860a70590a7be
この事例は先進的な取り組みで応援したいと思っています。
一方で、身近にある成功事例を研究すれば、
自助努力でも十分に自立をしていけるのだと思います。

滋賀県の事例は武雄市の事例と比べると
やっている取り組みは目新しくないのでしょう。
マネジメントの視点で成功要因を取材して掘り下げないと記事にならず
手間がかかるのだと思います。
しかし、こういう事例を掘り下げた記事を増やすことで、
希望を持ってチャレンジする人が増えないかな?と思います。

「やること」「種類」の違いではなく、
「やりかた」「深さ」の違いに着目するということです。
外目にはわかりにくいかもしれませんが、
大きな結果の違いを生むのは間違いありません。

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