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優秀な人が失敗するパターン

クラスで1番になる力と
クラスを1番にする力は別物です

しかし、その違いに気がついて磨きをかけるのが遅すぎる人がいます。

例えば、私の場合はこうです。

私は京都大学のアメリカンフットボール部(ギャングスターズ)
で最後に日本一になった代の人間です。
周りの選手に恵まれていたこともあったのですが、
私自身もオールジャパンに選ばれたり、
チームを率いている自負がありました。

そして、大手建設会社に就職した後、コンサルティングファームに転職しました。
数多くの企業をギャングスターズのような熱いチームに変え、
日本の産業界を良くしていこうと志を立てて転職したのでした。

しかしながら、私の組織を動かす力は全く磨かれていませんでした。
全然通用しなかったのです。
正直参りました。

困った私は、
ギャングスターズの監督やコーチの教えを語ったり、
やっていたことを真似することにしました。
その結果、少しずつ成果を出せるようになり、
その道で価値を提供できるようになったのです。

ここで、何が言いたいかというと、
そこそこできてしまうと、勘違いしてしまう」ということです。
選手として 一流なのと、組織を率いるのは別の力です。

そこそこできる営業マネージャーは自分で売り上げを作れてしまいます。
人を率いれていなくても、その課題に気がつかなかったりします。
同じように、技術者として 一流で結果を出せてしまうので、
人の力を活かせていない方も沢山おられます。

1企業の 1セクションの中だけであれば、
それで良いかもしれませんが、
そのままではステージを上がった時に通用しなくなります。

これを回避するためには、
後輩ができた時から
「人を成功させる力」に磨きをかけることです。

貴方が優秀なのは、プレーヤーとしてだけかもしれません。

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