この道を行く

 WBC見ながら書いてます。
『ワールドカップ3連覇。なんとしても実現してもらいたい』という事と同時に
『「判断」と「決断」ってどう使い分けられているのだろうか?』
なんてことを考えていました。

 私の中では、
「判断」は成功の確率を高めるためにするもので、「正しさ」が大事。
「決断」は自分の選択を成功にしてしまうためのもので、「深さ」が大事になります

 ピッチャーであれば、 「次は、どのような球種をどのコースに投げるのか?」
様々な要素を分析し、「判断」しますが、
最後に何を投げるのかを「決断」するという瞬間があるのだと思います。

これは、経営の舵取りでも同じことが言えて、
環境分析や競合分析をし、正解らしきものを探り当てるわけですが、
その選択を正解にしてしまうだけの深い「決断」が必要になります。

「俺はこの道を行く」という決意が
社員に伝わり、顧客に伝わり、その事業を成功へと導きます。

 言うのは簡単だけど、やるのは本当に難しいものの一つです。
決断には失敗の可能性を受け入れる度量が必要になります。
決断には他の魅力的な選択肢を捨てることが伴います。
人の意見に左右されない確固とした自分を持っていることが前提条件です。

 

晴れてよし 曇りてもよし 不二の山
元の姿は かはらざりけり

 

特に、「組織風土を変えよう」という決断にはその深さが求められます。
一度決めてから結果が出るまで何年もかかるものだからです。
一度方向が定まると転換をするにはまた多くの時間を要します。

「ぬるま湯体質を引き締めよう。厳しさを求めよう!」などと息巻いても、
 社員が離反したり、萎縮してしまうかもしれません。
「社員の主体性を伸ばすために、規則を減らそう」と思い立っても、
 社員が動いてくれるとは限りません。
 規律だけが失われ二流の企業に成り下がるリスクが伴います。

 実際に人の意識や感じ方は単純ではなく、
本当の意味で「強い体質」を身につけるまで、
繰り返し繰り返し本質に迫っていくことが必要になります。

しかし、その活動を「続ける」という決断によって、
他の企業を何十年と引き離すことも可能です。
先週はそういう企業に触れる機会があり、
経営の根幹に必要な力なのだと改めて感じたのでした。

 実際に、継続することで 多くの活動は進化し、本物になっていきます。
大事なことは「続ける」という決断
今始めている大事な活動があれば、「継続する」ことを決めましょう。

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