ランチビール

先日、映画「レ・ミゼラブル」を観てきました。
小説が、絵として表現され、ミュージカルになり、映画になり、
時代を超えて伝えられてきています。
先週お会いした弁護士の先生とも、
「レ・ミゼラブル」を話題に議論ができてしまいます。
『時代を超える物語を残していきたい』 そんな思いになりました。

弁護士の先生と話したことの一つは
『法を守る弁護士』と『人を守る弁護士』の違いでした。
法律の解釈からすれば間違っていても

人(企業)が救われ、立ち直るきっかけをどう作っていくか
そこに拘って仕事をされていました。

敢えて一般的な法解釈を逸脱するアプローチは
裁判官から「お前、そんな法律も知らないの?」 という顔をされたり、
若い頃は心理的負担も大きかったそうです。
それでも敢えて逸脱すべき時がある。
そんな話を伺いました。

言うのは簡単ですが、やり抜くのは簡単ではないでしょう。
間違うことの怖さ、は殆どの人が感じます。
「これは法律だから仕方ないのです」
「法律ではこうなっています」
と言ってしまえば楽なことが多いでしょう。

実際に逸脱してばかりだと、法の秩序が失われてしまいます。
そういう事が分かった上で、この判断をできる弁護士が一流なのだと思いました。
敢えて逸脱する勇気は本当に感謝されるだろうと思いました。

この教訓が活かせる場面は、身近なところに溢れています。

先日、ミッドタウンのとあるレストランで昼食をとりました。
ランチコースメニューにはドリンクが200円でつけられます。
しかし、たまの休日にランチビールを飲みたい私は
「お金はプラスで払うから500円のランチビールに替えて欲しい」
というオーダーを出しました。

返ってきた答えは、
「そういうことはしておりません。プラスでオーダーをお願いします」でした。

なんてことでしょう!
そんなオーダーをしたら、
お腹がたっぷんたっぷんになってしまいますやん!

さも当然そうに無表情で答える店員の顔に一点の迷いもありません。
(因みに、かなりのイケメン君でした)
ルールを逸脱すべき場面では?
もしくは、店長にルールを変える提案をすべき時では?
イケメン君の表情からは全く読み取れません。

心配になった私は、
「クレームではないけど、
 そういう対応をできるようにした方が
 売上伸びるかもしれないよね」と伝えると、
「店長に伝えておきます」との回答がありました。

実際に店長に伝わり、変化が起きるかどうか、
変化した結果、売り上げが伸びるのかどうか、
そんな事が気になって仕方がありません。
『必ず、もう一度昼食を食べに行く』と決めました。


同じように
自分や組織のルールを優先して
クライアントの本当の満足や幸せを疎かにしてしまっていないでしょうか?
そんな問いを投げてみたくなりました。

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